メガネ21のとんでもない合理化策

11月 30, 2010 Author megane

皆さんはメガネ21というチェーン店をご存知でしょうか? テレビ東京系「カンブリア宮殿」でも放送されたユニークな会社です。今時内部留保がゼロというのがまずすごい。会社が上げた利益はお客様と社員に還元するのが一番という理念の企業です。

メガネ21のすごいところは「どんな合理化策で「価格破壊」が実現できたのですか?」という質問に対する回答でわかります。通常は仕入れを安くしたり流通の取次をなくしたり、大量生産などが思い浮かぶでしょう。メガネ21なら「社長の役員報酬に上限を設け、社長を含め全社員が管理者にならず生産者となる。購買等の稟議書を無くし、許可制を廃止』『一番ユニークな合理化は、内部監査を「税務署の調査」に委ねている事です。内部監査システムの構築・維持管理は大きな費用が必要です』『チラシやホームページで業績や社長の報酬(池田義之氏、役員報酬780万円)を告知していますが、税務官も自宅でこれらの情報を見ることができますから、偽りがあれば、直ちに指摘されるので嘘は記載できません」と極端すぎますね。

一般的な企業の会社たるものをなくしてしまう、これはどこもやらないですよね。本当にすごい会社があるものです。

メガネ21のホームページはこちら